アインシュタイン稲田直樹、ついに“疑惑晴れる”──インスタ乗っ取り被害、潔白証明の真相

ゴシップ
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「すっごい変な事に巻き込まれました」──その言葉の真意が、ようやく証明された。

2024年夏、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹さんが突如、SNS上で“性加害疑惑”を告発される騒動が起きた。
暴露系YouTuberによる生配信、複数の“証言”、DM画面のスクショ…世論は一斉に稲田さんを「クロ」と断じていった。

しかしそれから1年後──2025年9月。
警視庁が発表したのは、稲田さんのInstagramに繰り返し不正ログインしていた男の逮捕だった。
彼が発信したメッセージは、本人ではなかった。すべて“なりすまし”によるものだった。

本記事では、疑われ、否定し、耐え、信じ、証明された稲田直樹さんの1年を時系列でたどりながら、
SNS社会における「暴露」「冤罪」「信頼回復」のリアルな構造を浮き彫りにする。


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第1章:「Abemaの番組企画です」──疑惑のDMから始まった全て

2024年7月下旬。
芸人・アインシュタイン稲田直樹さんのInstagramにまつわる“ある告発”がネットを騒がせた。

「AbemaTVで“攻めた質問企画”やってるんです」
「胸のサイズを教えて」「顔は隠すので下着姿を見せてほしい」

そんなDMを女性ファンに送りつけ、性的な画像を要求したという疑惑が、暴露系YouTuber・コレコレ氏によって取り上げられた。

しかも…

  • 相方・河合ゆずる氏のファンであった女性に接触
  • 複数女性が「似たDMを受け取った」と証言
  • 稲田氏のコメント欄とDM欄が突然閉鎖

これらの状況から、「これは黒だ」とネットは一斉に稲田さんを糾弾。
SNSには「がっかりした」「女好きだったのか」「最低」といった声が溢れた。


第2章:本人は一貫して“無実”を訴えていた

だが──稲田さんは、最初から最後までこう言っていた。

「全く身に覚えがない」

事件発覚当初、SNSを更新して「すっごい変な事に巻き込まれました」と投稿。
その後も、以下のように声明を発表していた。

  • 「DMは僕が作成したものではありません」
  • 「気づかない間にブロックされた方が複数います」
  • 「セキュリティが甘かったことが原因」
  • 「警察に相談し、証拠も提出済み」

さらには相方・河合ゆずる氏も「事実無根ですのでご安心ください」と発信。

それでも、ネットの風向きは冷たかった。

“稲ちゃん、裏でそういう人だったの?”
“あんなに優しそうな顔してたのに…”

表情やイメージだけで人を断罪する怖さが、可視化されていく日々だった。


第3章:不正ログインの衝撃──本当に“乗っ取られていた”

2025年9月5日──ついに事態が動いた。

警視庁サイバー犯罪対策課が発表。
稲田さんのInstagramに16回も不正ログインしていた男が逮捕された

  • 容疑者:久保智成(32)住所・職業不詳
  • 方法:生年月日などからパスワードを推測
  • 他にもプロスポーツ選手・俳優など70件以上のログイン痕跡

つまり、稲田さんの主張は“100%真実”だった。

この時、ネット上では空気が一変──

「稲ちゃん、本当に乗っ取りだったんだ!」
「疑ってごめん」「信じててよかった…」
「これが冤罪で、SNSの怖さなんだな」

ブクブー
ブクブー

「“証明”されるまで、1年もかかったんだブー……。
本人が否定してても、信じてもらえない世の中って、つらいブー……」


第4章:それでも“人を責めなかった”稲田の器

注目すべきは、稲田さんが“暴露した側”を一切責めなかったことである。

コレコレ氏は乗っ取りが発覚した5日、SNSで謝罪。
「警察から連絡が来ました。SNS活動を自粛します」と発表し、アカウントを非公開に。

だが、稲田さんは…

  • コレコレ氏を追及しない
  • むしろ「何か起きないか心配していた」
  • 周囲にも「悪意ではないんだろう」と語っていたという

潔白を証明したにもかかわらず、相手を責めない──
その姿勢に、ネットではこんな声が相次いだ。

「稲田さん、人格者すぎる」
「男前って、顔だけじゃないんだな」
「信頼される理由がよく分かった」


第5章:仲間は信じていた──「名誉のために言わせて」

この騒動をラジオで語ったのは、お笑いトリオ「パンサー」の向井慧さん。

自身の番組でこう語った。

「稲ちゃんはああ見えて、ほんとに紳士で優しい。
あのDM?マジで乗っ取りなんだから。名誉のために言わせて!」

芸人仲間の間では、稲田さんの誠実さは知られていた。
“疑惑”よりも、“人柄”が信じられていた。


第6章:パスワードが“分かりやすすぎた”という教訓

今回の騒動にはもう一つの教訓がある。
それは、「パスワードが脆弱すぎた」という事実だ。

  • 稲田さんはプロフィールに関係する文字列を使用
  • 犯人はそれを“推測”し突破
  • それによって、自らの評判・信用を傷つけられた

SNS時代のセキュリティ意識の重要性が、ここまで痛切に可視化された例も珍しい。

稲田さん自身も、次のように語っている。

「セキュリティ管理を十分にできていなかったことが原因のひとつ。
多くの方に不安を与えてしまい、本当に申し訳ありません」


■ 信じるということ、疑うということ

今回の件は、ただの“乗っ取り事件”ではない。

  • 人は簡単に疑うが、信じるには時間がかかる
  • 真実が明らかになるまで、長い時間がかかることがある
  • 潔白を証明しても、すべては元に戻らないかもしれない

けれども、人の優しさや信念は、それを乗り越える

稲田直樹さんは、誰も責めず、静かに耐え、そして証明した。

「稲ちゃん、疑ってごめん」
そう言える人が、増えたことが、せめてもの救いであってほしい。


第7章:「暴露=正義」ではなかった──拡散社会に潜む“冤罪量産”の構造

■ “バズれば正義”の時代に

SNS時代の暴露文化には、こうした“公式ルール”が存在してしまっている。

  • 告発された側は「説明責任を果たすべき」と迫られる
  • 無実を証明するには、加害者より高い“証明ハードル”を要求される
  • 拡散した側には、訂正や謝罪があまり届かない

稲田さんのケースもまさにそれだった。

「本人が否定してるのにDM欄閉じたの怪しくない?」
「反応が遅いのはやましい証拠では?」

どんな言い訳も、どんな沈黙も、すぐに“黒認定”の燃料になる──
ネットの空気は、一度火がつけば止まらない。


■ POINT:ネットでは“証拠不十分=クロ”になりやすい

実社会では「証拠がなければシロ」だが、
ネット社会では「証拠がない=怪しい」「釈明が下手=黒寄り」になりやすい。

この“逆転した価値基準”が、多くの人を傷つけてきた。

稲田さんは、証拠が見つかるまで1年以上、半ば“犯人扱い”され続けた。

  • Xのリプ欄で暴言を浴び
  • ネットニュースでも「疑惑」と書かれ
  • 一部週刊誌にも「芸人×セクハラ構図」のように扱われる

疑われた声は瞬く間に何万と拡散されたのに、名誉はいつも最後、ようやく追いついてくる。
誰も見ていない頃に、やっと“ごめん”が届くのだ。


第8章:暴露YouTuber・コレコレ氏の“謝罪”と“自粛”

今回の騒動の火付け役となった暴露系YouTuber・コレコレ氏は、
2025年9月5日、こう発信した。

「謹んでお詫び申し上げます」
「警察から連絡が来ました。今後はSNS活動を自粛します」

そして、過去に取り上げたインフルエンサーや著名人の名前を並べた投稿を最後に、アカウントを鍵垢(非公開)化

ただし、ネットではこの対応にも賛否が分かれている。

  • 「すぐに謝罪したのは評価すべき」
  • 「1年も人の人生傷つけといて“鍵にする”で終わり?」
  • 「稲田さんが心配してくれなかったら、今頃どうなってたんだろう」

SNSというプラットフォームの強さと危うさ──
それを体現していたのが、この構図だった。


第9章:私たちに問われる“情報の責任”

稲田さんの件は、明確な「犯人逮捕」によって終息を迎えたが、
その裏には見逃してはならないポイントがある。

■ 拡散することに“責任”は伴う

  • RTボタン1つで、誰かの人生が傾くことがある
  • 「本当かも」と思って流す言葉が、“断罪”に変わることもある

今回、“信じたまま拡散”した人のなかで、訂正や謝罪を投稿したのはごく一部だった。

ブクブー
ブクブー

「“疑ってごめん”って、口では簡単だけど……
一度ついた傷は、なかなか消えないブー……」


第10章:結局、何が大事だったのか?

今回の騒動で最も評価されたのは、「稲田直樹の人間性」だった。

  • 一貫して冷静に対応し
  • 周囲への説明も怠らず
  • 相手を責めず、むしろ心配し
  • 芸人仲間から信頼され続けた

声を荒げることも、誰かを責めることもなく──
疑われる中で見えたのは、“本当の人間性”だった。

稲田さんは「人のせいにしない優しさ」でこの1年を乗り越え、
最終的に“疑惑ゼロ”を証明した稀有な芸人となった。


まとめ:真実は静かに、信頼はゆっくり戻ってくる

情報が一瞬で広がる時代にあって、
真実は静かに、少しずつ追いついてくる。

稲田直樹という芸人は、“疑われても誰も責めなかった”という姿勢で、自分を守り抜いた。

「笑われる人」から、「信じられる人」へ。
これからも、きっとたくさんの笑顔と、
そして、信頼を積み上げていってくれるだろう。

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