雑学

芸術

チュッパチャプスのロゴを描いたのはダリ?──世界的画家が菓子に残した、意外な“大衆的名作”

ぐにゃりと溶けた時計が並ぶ『記憶の固執』や、燃えるような脚を持つ象。 スペイン出身のサルバドール・ダリは、現実と夢の境界を壊すような作品で知られる、20世紀を代表するシュルレアリスムの巨匠である。彼の作品は世界中の美術館に収蔵され、オークシ...
グルメ

ゴーヤーは、なぜあんなに苦い?──毒の警報を人類が“うまい”へ、味覚と進化の“サバイバル史”

夏の食卓を彩るゴーヤーチャンプルー。沖縄料理の代表格として全国に定着したゴーヤー(ツルレイシ)だが、初めて口にした誰もが、その容赦のない苦味に驚愕した経験があるはずだ。人間にとって、甘みは「エネルギー(糖)」、旨味は「タンパク質」を意味し、...
教養

なぜ兄弟都市ではなく姉妹都市?──英語の“Sister”に込められた真の意味と、世界で異なる呼び方

横浜市とサンディエゴ市、京都市とパリ市、大阪市とミラノ市。文化や教育、産業などの交流を目的として、特別な関係を結んだ二つの都市を日本では「姉妹都市」と呼ぶ。誰もが聞き慣れた言葉だが、冷静に考えると少し奇妙ではないだろうか。なぜ「兄弟都市」で...
動物

なぜオーストラリアは有袋類だらけ?──カンガルー、コアラを生んだ4000万年と孤立した大陸

カンガルー、コアラ、ワラビー、ウォンバット、タスマニアデビル。これら「オーストラリアらしい動物」に共通しているのは、未熟な状態で子どもを産み、母乳で育てるための「袋(またはそれに準ずる器官)」を持つ「有袋類」であるという点だ。Austral...
グルメ

チキンラーメンは、なぜ麺に味が付いてる?──お湯だけで完成、世界初即席麺の完璧な設計思想

スーパーやコンビニの棚に並ぶ袋麺。その袋を開けると、大抵の製品には麺とともに「粉末スープ」や「液体スープ」の小袋が入っている。しかし、おなじみのひよこちゃんが描かれた『チキンラーメン』の袋には、茶色く味付けされた麺の塊が一つ入っているだけだ...
人体

ケーキの「別腹」は本当に実在した!?──脳が胃袋を強制的に広げる“驚異のメカニズム”とは?

​焼肉やフルコースを食べて、「もうお腹いっぱいで一口も入らない……」と限界を迎えているはずなのに。​食後のデザートに大好物のケーキが運ばれてきた瞬間、なぜかペロリと食べられてしまう。あの不思議な「別腹(べつばら)」現象を経験したことはないだ...
人体

青い目は「光」に弱い?──瞳の色が分かれた進化の謎と、「西洋人は真横を見られない」説の嘘

日本人をはじめとする東アジア人の多くは、黒や濃い茶色の目を持っている。一方、ヨーロッパなどにルーツを持つ人々の中には、青や緑、グレーといった明るい色の目を持つ人が多い。同じ人間でありながら、なぜこれほどまでに瞳の色が違うのだろうか。そして、...
教養

スーパーとウルトラはどちらが上?──“凄そうな言葉”のインフレと、公式ランキングがない理由

スーパー、ウルトラ、ハイパー、ミラクル、デラックス、アルティメット、パーフェクト──。ゲームの必殺技や商品のネーミング、テレビ番組のタイトルなどにおいて、これらの言葉は「普通ではない凄さ」をアピールするための装飾語として多用されている。「ス...
歴史

最初に酒を飲んだ人は誰?──腐った果実が“神の液体”になるまでと人類が酒にみた、見えない力

もしあなたが「アルコール」という概念が存在しない時代に生きていたとしたら、お酒を飲んで顔を真っ赤にし、千鳥足で歩き、泣いたり笑ったりしている人を見て、どう思うだろうか。水でも果汁でもない、少し刺激的な匂いのする液体。それを口にした者は、まる...
科学

なぜ旅客機は高度1万メートルを飛ぶ?──宇宙へ逃げない理由と空気が織りなす、究極の黄金地帯

「当機は、まもなく巡航高度に到達いたします」飛行機に乗っていると、離陸から十数分後に決まってこの機内アナウンスが流れる。窓の外には見渡す限りの青空が広がり、地上の風景ははるか下方に霞んでいる。現代のジェット旅客機が巡航する高度は、およそ9,...