気象

気象

大雨から命を守る「新しい防災気象情報」がスタート──“レベル4危険警報”で迷わず“避難”へ

「大雨警報が出ていますが、まだ特別警報じゃないから大丈夫だろう」台風やゲリラ豪雨のたびに、私たちはテレビ画面のテロップを見つめながら、避難すべきか否かの判断を先延ばしにしてこなかっただろうか。そして、その「様子見」の間に逃げ遅れ、悲惨な水害...
気象

エルニーニョでも「冷夏」の期待ゼロ──気象庁3か月予報が示す“40度超えの夏”と台風の脅威

2026年5月19日、気象庁から6月〜8月にかけての「夏の3か月予報」が発表された。結論から言えば、今年も我々は過酷な夏を覚悟しなければならない。沖縄から北海道まで、全国的に気温は「平年より高い」と予想されており、昨年まで3年連続で続いた記...
気象

「夏が消えた年」が自転車とフランケンシュタインを生んだ?──異常気象と“1816年の奇跡”

「蝶の羽ばたきが遠くの海で竜巻を起こす」というバタフライ効果。歴史において、これに極めて近いスケールで起きた出来事がある。1815年、インドネシアのタンボラ山で発生した人類史上最大級の火山噴火である。この噴火によって成層圏に達した膨大な火山...
地理

古都·鎌倉に「鎌倉時代の建物」が1つもない?──武家政権の栄華消し去った歴史の敗北と災害

年間を通じて多くの観光客で賑わう古都・鎌倉。源頼朝が幕府を開き、武家政権の中心地として栄えたこの街を歩けば、至る所で「鎌倉時代」の息吹やロマンを感じることができる。歴史ある寺社仏閣を巡り、当時の武士たちの暮らしに思いを馳せる人も多いだろう。...
地理

沖縄の道路は雨で滑るって本当?──路面を白く染める“サンゴ礁”と南国に潜むインフラの苦境

透き通るような青い海を横目に、レンタカーで海岸線を走り抜ける。沖縄旅行における最高のエンターテインメントの一つだが、現地の人々や観光客の間で、以前からまことしやかに語り継がれている不気味な噂がある。「雨が降ると、沖縄の道路は異常に滑りやすく...
気象

ついに40度以上の日の名称決定──気象庁が発表した『酷暑日』と、国民の悲鳴が漏れた“ボツ案”

「今日の最高気温は35度を超える猛暑日になるでしょう」かつて、天気予報でこの言葉を聞くたびに、私たちは身構え、涼しい室内へと逃げ込んでいた。しかし近年、日本の夏は「35度」という数字すら通過点にしてしまった。群馬県伊勢崎市で国内最高気温41...
地理

アメリカからロシアへ「歩いて」渡れる?──距離僅か3.8km、時差21時間の氷のタイムトラベル

アメリカとロシア。世界を二分する超大国であり、ニュースでは常に遠く離れた対立関係にあるように報じられている。地図上で見ても、太平洋とユーラシア大陸を隔てた遥か彼方の国というイメージが強いだろう。しかし、地球儀をぐるりと回して北極圏の近くを見...
教養

「春分の日」は、なぜ毎年日付が変わる?──法律ではなく宇宙のズレと国立天文台が決める祝日

2026年3月20日は「春分の日」である。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として親しまれ、昼と夜の長さがほぼ等しくなる季節の節目として知られている。しかし、この祝日には一つ大きな謎がある。元日(1月1日)や昭和の日(4月29日)のように...
実用

【震災から15年】「たかが50センチ」の油断が命を奪う──今知るべき“ひざ下の津波”の恐怖

今日、2026年3月11日で東日本大震災から15年の節目を迎えた。あの日、巨大な津波が街を飲み込む映像は、私たちの脳裏に深く刻み込まれている。しかし、時が経つにつれ、日常の中で発表される「津波注意報」や「津波警報」に対して、ある種の慣れや油...
気象

花粉予報は想像以上にアナログ?──そして毎年「去年の〇倍」って言ってる気が…増えてるの?

3月に入り、春の暖かさと共にやってくるのが「花粉」の季節である。テレビやスマホアプリでは、毎日のように詳細な「花粉飛散予報」が配信されている。気象衛星やAIが発達した現代において、これらのデータはさぞかし最先端のテクノロジーで測定されている...