鉄道

鉄道

リニア「静岡工区」ついに着工へ──10年停滞破った鈴木知事の決断、開業“2036年以降”の壁

品川から名古屋までを最短40分、将来的には大阪までを67分で結ぶ夢の超特急「リニア中央新幹線」。2014年に工事計画が認可され、当初は「2027年」の先行開業を目指していた巨大プロジェクトだが、その行く手には大きな壁が立ち塞がっていた。「水...
生活

なぜ電車で「会話」はOKで「電話」はNGなのか?──脳科学が暴く“片側だけの会話”の不快感

日本の電車に乗ると、頻繁に耳にするアナウンスがある。「車内での通話はご遠慮ください」これは日本人にとって当たり前のマナーとして定着しているが、冷静に考えると少し奇妙なルールだ。友人同士が隣の席で楽しそうに「会話」しているのは許されるのに、な...
地理

なぜ軽井沢はオシャレ別荘地に?──“忘れられた宿場町”を救った一人の外国人と、故郷への郷愁

蒸し暑い日本の夏が近づくと、誰もが一度は思い浮かべる理想の避暑地、長野県・軽井沢。木立の中に佇む西洋風の別荘、洗練されたカフェや教会。日本国内でありながら、どこか異国情緒を漂わせるこの街は、国内トップクラスの高級リゾート地として確固たるブラ...
鉄道

来春、自動改札のきっぷが変わる?──JR東日本が導入“3倍サイズQR乗車券”と磁気のコスト

駅の改札機に小さな切符を入れると、シュッと吸い込まれ、一瞬で上から飛び出してくる。昭和の終わりから平成、令和にかけて、日本の鉄道の正確さとスピードを支え続けてきたおなじみの光景が、いよいよ過去のものになろうとしている。JR東日本は、近距離用...
教養

なぜ日本の表玄関はあんな遠い?──成田空港にあった幻の新幹線計画と、国家の甘すぎた目論見

海外旅行や出張に出かける際、重いスーツケースを引きながら誰もが一度は感じる不満がある。「成田空港は、なぜこんなに都心から遠いのか?」東京都心から約60キロメートル。世界有数の巨大都市の表玄関としては、アクセスのハードルが高いと言わざるを得な...
科学

電光掲示板はなぜ「緑·橙·赤」だった?──“青”がない時代を凌いだ知恵と日本人研究者の奇跡

駅のホームで電車を待っていると、頭上にある電光掲示板(発車標)が目に入る。最新のフルカラー液晶ディスプレイも増えてきたが、現在でも多くの駅で「緑・橙(オレンジ)・赤」の3色だけで文字を表示する旧型のLED掲示板が現役で稼働している。なぜ、あ...
鉄道

「恵比寿駅」と「ヱビスビール」はどちらが先なのか?──商品名が“街”を創り上げた稀有な歴史

「住みたい街ランキング」で常に上位に名を連ね、洗練された飲食店やアパレルショップが立ち並ぶ東京・恵比寿。この街の玄関口であるJR恵比寿駅に降り立つと、発車メロディとしてあの有名なビールのCMソング(映画『第三の男』のテーマ)が流れてくる。こ...
社会

地下鉄サリン事件から31年──「無差別化学テロ」の恐怖と、教訓が変えた“当たり前”の風景

2026年3月20日、日本中を震撼させた「地下鉄サリン事件」の発生から31年を迎えた。多数の被害者が出た東京メトロ(旧・営団地下鉄)霞ケ関駅には献花台が設けられ、同駅助役だった夫を亡くした高橋シズヱさん(79)らが花を手向けた。事件発生時刻...
地理

「梅田」は“梅の田んぼ”ではない?──かつて大湿地帯だった歴史と、JR·私鉄で駅名が違う理由

西日本最大のターミナル、大阪・キタ。ここには、一日約250万人以上が利用する巨大な駅群が存在するが、旅行者はしばしばその「名前の違い」に戸惑うことになる。JRの駅名は「大阪駅」。しかし、隣接する阪急・阪神・地下鉄御堂筋線の駅名は「梅田駅(大...
鉄道

なぜ新幹線は「16両」より長くならないの?──帰省ラッシュの混雑とホームが抱える400mの壁

お盆や年末年始、日本の大動脈である東海道新幹線はその姿を一変させる。通路やデッキまで人で溢れかえり、まるで都会の満員電車のような様相を呈する帰省ラッシュ。その息苦しいほどの混雑の中で多くの人がこう思ったことはないだろうか。「これだけ混んでい...