新着記事

芸術

本物が一枚もない大塚国際美術館は、なぜ人を魅了する?──“複製”を文化遺産に変えた陶板技術

徳島県鳴門市。そこには、日本最大級の常設展示スペースを誇る巨大な美術館が存在する。 館内を歩けば、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』や『最後の晩餐』、ゴッホの『ヒマワリ』、ピカソの『ゲルニカ』など、西洋美術史を彩る名画1000点余りが...
教養

関東大震災から103年──10万人を奪った“複合災害”の真実と、現代の私たちが直視すべき教訓

1923年(大正12年)9月1日、午前11時58分。 相模湾北西部を震源とする推定マグニチュード7.9の巨大地震が発生した。この「関東大震災」による死者・行方不明者は約10万5000人。日本の自然災害史上において最悪級の被害を記録した。 し...
健康

芳根京子を中2で襲ったギラン·バレー症候群とは?──“病気はチーム戦”に込めた家族への思い

ドラマや映画で常に明るく、親しみやすい笑顔を見せる俳優・芳根京子。 しかし、彼女が日本テレビ系『24時間テレビ49』で明かした過去は、そのパブリックイメージとは裏腹に、極めて過酷な闘病体験であった。「ずっと何か……動けない。這いつくばれば歩...
スポーツ

「今もこれからもライオンズの栗山です」──西武一筋25年、栗山巧が最後の一打に刻んだ美学

2026年8月30日、ベルーナドーム。「6番・指名打者」として先発出場した栗山巧(42)は、8回裏に現役最後の打席を迎えた。相手は楽天の泰勝利。投じられた球を冷静に見極め、バットを正確に合わせると、打球は二塁手の左を抜けてセンター前へと転が...
生物

ハブ退治のために放したマングースはなぜ害獣になった?──沖縄の生態系を壊した、善意の誤算

「ハブ対マングースの対決ショー」。かつて沖縄の観光施設で定番だったこの催しは、毒蛇を機敏な動きで打ち負かすマングースを、ハブの天敵であり“沖縄のヒーロー”として人々の脳裏に強く刻み込んだ。しかし、現在そのヒーローは、沖縄の貴重な生態系を破壊...
芸術

チュッパチャプスのロゴを描いたのはダリ?──世界的画家が菓子に残した、意外な“大衆的名作”

ぐにゃりと溶けた時計が並ぶ『記憶の固執』や、燃えるような脚を持つ象。 スペイン出身のサルバドール・ダリは、現実と夢の境界を壊すような作品で知られる、20世紀を代表するシュルレアリスムの巨匠である。彼の作品は世界中の美術館に収蔵され、オークシ...
音楽

松浦亜弥のようなソロアイドルはなぜ消えた?──あややが示した孤高の完成度と、グループ戦略

2000年代初頭の日本の音楽シーンにおいて、彼女は間違いなく「アイドルの象徴」であった。『♡桃色片想い♡』『Yeah! めっちゃホリディ』。強烈なインパクトを持つ楽曲のイントロが鳴り響き、照明が一人の少女を照らし出す。歌うのも一人。踊るのも...
健康

サンド伊達みきお、脳梗塞で活動休止──「頭も体も元気」でも入院とリハビリが必要な理由は?

2026年8月28日、お笑い界を牽引するトップランナー「サンドウィッチマン」の伊達みきお(51)が、脳梗塞のため当面の間、活動を休止し入院治療とリハビリに専念することが所属事務所から発表された。テレビやラジオでレギュラー番組を10本以上抱え...
グルメ

ゴーヤーは、なぜあんなに苦い?──毒の警報を人類が“うまい”へ、味覚と進化の“サバイバル史”

夏の食卓を彩るゴーヤーチャンプルー。沖縄料理の代表格として全国に定着したゴーヤー(ツルレイシ)だが、初めて口にした誰もが、その容赦のない苦味に驚愕した経験があるはずだ。人間にとって、甘みは「エネルギー(糖)」、旨味は「タンパク質」を意味し、...
科学

“かぶっただけ”でなぜ心臓が止まる?──北大死亡事故が突きつけた、猛毒·フッ化水素酸の正体

2026年8月27日朝、北海道大学理学部の建物内で、男子大学院生が薬品をかぶり死亡するという痛ましい事故が発生した。救助にあたった学生2人も軽傷を負った。 大学側の発表や報道によれば、原因となった薬品は「フッ化水素酸」である。一般的に「酸を...
健康

インフルエンザは冬の病気じゃない?──東京都が夏の8月に流行期入り、今すぐ始めたい予防策

2026年8月27日。東京では連日厳しい猛暑が続き、道行く人は半袖で汗を拭っている。 そんな真夏に、東京都から驚くべき発表があった。「都内がインフルエンザの流行期に入った」というのだ。「インフルエンザといえば、乾燥した冬に流行る病気では?」...
芸術

水玉は“かわいい”ではなく恐怖への反撃?──97歳で逝った草間彌生が描き続けた“無限”の正体

2026年8月14日、日本の現代アートを世界的な高みへと引き上げた前衛芸術家、草間彌生さんが東京都内の病院で亡くなった。97歳だった。黄色いかぼちゃ、無数の水玉、鏡張りの小部屋。彼女の作品は、一見すると極めてポップで親しみやすく、ファッショ...

エンタメ

健康

芳根京子を中2で襲ったギラン·バレー症候群とは?──“病気はチーム戦”に込めた家族への思い

ドラマや映画で常に明るく、親しみやすい笑顔を見せる俳優・芳根京子。 しかし、彼女が日本テレビ系『24時間テレビ49』で明かした過去は、そのパブリックイメージとは裏腹に、極めて過酷な闘病体験であった。「ずっと何か……動けない。這いつくばれば歩...
音楽

松浦亜弥のようなソロアイドルはなぜ消えた?──あややが示した孤高の完成度と、グループ戦略

2000年代初頭の日本の音楽シーンにおいて、彼女は間違いなく「アイドルの象徴」であった。『♡桃色片想い♡』『Yeah! めっちゃホリディ』。強烈なインパクトを持つ楽曲のイントロが鳴り響き、照明が一人の少女を照らし出す。歌うのも一人。踊るのも...
健康

サンド伊達みきお、脳梗塞で活動休止──「頭も体も元気」でも入院とリハビリが必要な理由は?

2026年8月28日、お笑い界を牽引するトップランナー「サンドウィッチマン」の伊達みきお(51)が、脳梗塞のため当面の間、活動を休止し入院治療とリハビリに専念することが所属事務所から発表された。テレビやラジオでレギュラー番組を10本以上抱え...
スポーツ

“りくりゅう”、氷上で交わした新たな誓い──7年間の軌跡と引退後「人生のペア」というゴール

2026年8月23日、日本のフィギュアスケート界、そして多くのスポーツファンに心温まるニュースが届いた。今年のミラノ・コルティナ冬季五輪で日本ペア史上初の金メダルを獲得し、その後現役を引退した「りくりゅう」こと三浦璃来(24)と木原龍一(3...
エンタメ

​【祝報】川口春奈&板倉滉、超遠距離婚──なぜ9000キロの壁を越えられた?自立した愛のカタチ

​2026年8月2日、日本中に嬉しい衝撃が走った。俳優の川口春奈さん(31)と、サッカー日本代表DFでオランダ名門アヤックスに所属する板倉滉選手(29)が、結婚および第1子の妊娠を発表したのだ。​しかし、「日本国内で多忙を極めるトップ女優」...
エンタメ

板東英二さん死去、86歳──元野球選手が、なぜ『マジカル頭脳パワー!!』司会に抜擢されたのか?

2026年7月22日、元プロ野球選手でタレント・俳優としても活躍した板東英二さんが、慢性心不全のため86歳でこの世を去った。1958年の夏の甲子園で「1大会83奪三振」という未だ破られぬ大記録を打ち立て、中日ドラゴンズで通算77勝を挙げた元...

ゴシップ

テレビ

不祥事起こした芸能人、なぜ〇〇メンバー?──容疑者でも“さん”でもない、忖度と報道のジレンマ

芸能人の不祥事が報じられる際、テレビやニュース記事で突如として使われ始める奇妙な呼称がある。「〇〇メンバー」や「〇〇司会者」といった表現だ。普段のニュースで「〇〇メンバーが新曲を出しました」などと言うことは絶対にない。それまで「〇〇さん」と...
社会

医師の異動提案より「原則」を優先?──NHK性被害対応とフジテレビ問題に重なる組織の病理

番組出演者との懇親会後、意に沿わない性被害を受けたNHK職員。心身に深い傷を負った職員をその後も苦しめたのは、被害の記憶だけではなかった。「元の職場に戻れば、当夜の記憶がフラッシュバックする」職員の訴えを受け、主治医だけでなくNHK側の産業...
ゴシップ

佐藤二朗、橋本愛に対し“ハラスメント騒動”、本当の原因は?──制作陣との伝言すれ違いの悲劇

​俳優・佐藤二朗さんが、W主演を務めたドラマ『夫婦別姓刑事』の共演女優・橋本愛さんに対して「爆弾ハラスメントを行った」と報じられ、日本中が騒然としている。​「佐藤二朗が共演者に無理やりボディタッチをした最低なセクハラ事件」──週刊誌の見出し...
ゴシップ

あの「あのちゃんねる」降板宣言──暴露という起爆剤とSNS時代、バラエティプロレスの難儀

「もう続けたくない。番組を降ります」2026年5月23日、タレント・あのが自身の公式X(旧Twitter)で発したこの言葉は、テレビ業界に重い波紋を投げかけた。自身の冠番組であるテレビ朝日『あのちゃんねる』における、スタッフの過剰な演出と不...
ゴシップ

高畑裕太、沈黙破る9年目の告白──「性的暴行はなかった」「元暴力団の金銭要求」、事件の深層

2016年8月、日本中のメディアが連日報じた一つのスキャンダルがあった。俳優・高畑裕太(当時22歳)が、地方ロケで滞在中のホテルで従業員女性に性的暴行を加えたとして逮捕された事件である。「歯ブラシを持ってきた女性を無理やり引きずり込んだ」と...
ゴシップ

「いじり」か「いじめ」か──サバンナ高橋の謝罪が示す“過去のノリ”の清算と八木の危機管理

2026年5月、お笑い界を揺るがせた一つの告白が、双方が歩み寄る形での幕引きを迎えた。発端は、5日配信のABEMA番組『ナオキマンの都市伝説ワイドショー』における、お笑い芸人・中山功太(45)の激白だった。「10年間ぐらいずっといじめられた...

社会

科学

“かぶっただけ”でなぜ心臓が止まる?──北大死亡事故が突きつけた、猛毒·フッ化水素酸の正体

2026年8月27日朝、北海道大学理学部の建物内で、男子大学院生が薬品をかぶり死亡するという痛ましい事故が発生した。救助にあたった学生2人も軽傷を負った。 大学側の発表や報道によれば、原因となった薬品は「フッ化水素酸」である。一般的に「酸を...
健康

インフルエンザは冬の病気じゃない?──東京都が夏の8月に流行期入り、今すぐ始めたい予防策

2026年8月27日。東京では連日厳しい猛暑が続き、道行く人は半袖で汗を拭っている。 そんな真夏に、東京都から驚くべき発表があった。「都内がインフルエンザの流行期に入った」というのだ。「インフルエンザといえば、乾燥した冬に流行る病気では?」...
法律

「絞首刑は残虐か」──裁判員裁判で初めて執行方法が問われた死刑囚に、死刑執行された意味

2026年8月21日、法務省は大阪拘置所に収容されていた高見素直死刑囚(58)の死刑を執行した。事件が起きたのは2009年7月。大阪市此花区のパチンコ店にガソリンをまき、客や従業員5人の命を奪い、10人に重軽傷を負わせた。動機は「生活の行き...
経済

白黒ポテチ結局どうだった?──初動45%増から失速…、“話題になる包装”と“売れる包装”の違い

2026年5月下旬、スーパーやコンビニの菓子売り場に、見慣れない商品が並んだ。カルビーの「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」といった国民的スナックのパッケージから、おなじみの鮮やかなカラーが消え、白黒(2色)印刷へと姿を変えたのだ。これは...
社会

医師の異動提案より「原則」を優先?──NHK性被害対応とフジテレビ問題に重なる組織の病理

番組出演者との懇親会後、意に沿わない性被害を受けたNHK職員。心身に深い傷を負った職員をその後も苦しめたのは、被害の記憶だけではなかった。「元の職場に戻れば、当夜の記憶がフラッシュバックする」職員の訴えを受け、主治医だけでなくNHK側の産業...
経済

なぜキャッシュレス時代に「1円玉」を1億枚も作る?──11年ぶり大増産のワケは“セルフレジ”?

スマートフォンでのQRコード決済やクレジットカードのタッチ決済が当たり前となり、私たちの財布から「小銭」が姿を消しつつある現代。中でも、使い道に困りがちな「1円玉」の存在感は、日に日に薄れているように思える。しかし、2026年7月14日、独...

雑学

芸術

チュッパチャプスのロゴを描いたのはダリ?──世界的画家が菓子に残した、意外な“大衆的名作”

ぐにゃりと溶けた時計が並ぶ『記憶の固執』や、燃えるような脚を持つ象。 スペイン出身のサルバドール・ダリは、現実と夢の境界を壊すような作品で知られる、20世紀を代表するシュルレアリスムの巨匠である。彼の作品は世界中の美術館に収蔵され、オークシ...
グルメ

ゴーヤーは、なぜあんなに苦い?──毒の警報を人類が“うまい”へ、味覚と進化の“サバイバル史”

夏の食卓を彩るゴーヤーチャンプルー。沖縄料理の代表格として全国に定着したゴーヤー(ツルレイシ)だが、初めて口にした誰もが、その容赦のない苦味に驚愕した経験があるはずだ。人間にとって、甘みは「エネルギー(糖)」、旨味は「タンパク質」を意味し、...
教養

なぜ兄弟都市ではなく姉妹都市?──英語の“Sister”に込められた真の意味と、世界で異なる呼び方

横浜市とサンディエゴ市、京都市とパリ市、大阪市とミラノ市。文化や教育、産業などの交流を目的として、特別な関係を結んだ二つの都市を日本では「姉妹都市」と呼ぶ。誰もが聞き慣れた言葉だが、冷静に考えると少し奇妙ではないだろうか。なぜ「兄弟都市」で...
動物

なぜオーストラリアは有袋類だらけ?──カンガルー、コアラを生んだ4000万年と孤立した大陸

カンガルー、コアラ、ワラビー、ウォンバット、タスマニアデビル。これら「オーストラリアらしい動物」に共通しているのは、未熟な状態で子どもを産み、母乳で育てるための「袋(またはそれに準ずる器官)」を持つ「有袋類」であるという点だ。Austral...
グルメ

チキンラーメンは、なぜ麺に味が付いてる?──お湯だけで完成、世界初即席麺の完璧な設計思想

スーパーやコンビニの棚に並ぶ袋麺。その袋を開けると、大抵の製品には麺とともに「粉末スープ」や「液体スープ」の小袋が入っている。しかし、おなじみのひよこちゃんが描かれた『チキンラーメン』の袋には、茶色く味付けされた麺の塊が一つ入っているだけだ...
人体

ケーキの「別腹」は本当に実在した!?──脳が胃袋を強制的に広げる“驚異のメカニズム”とは?

​焼肉やフルコースを食べて、「もうお腹いっぱいで一口も入らない……」と限界を迎えているはずなのに。​食後のデザートに大好物のケーキが運ばれてきた瞬間、なぜかペロリと食べられてしまう。あの不思議な「別腹(べつばら)」現象を経験したことはないだ...
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