色も味もよく似た、夏の定番スポーツドリンク。
その代表格が「ポカリスエット」と「アクエリアス」だ。
どちらかが棚から消えていれば、迷わず“ある方”を買う──そんな人も多いはず。
だが、成分には意外なほど明確な差があり、「どちらを選ぶか」が体調や状況に大きく関わってくることも。
この夏こそ、なんとなく買ってたその一本に、意味を持たせてみないか?
【第1章】“同じようで違う”が、スポドリの本質
スポーツドリンク──とひとまとめにされがちだが、
ポカリとアクエリはそもそもの設計思想が違う。
- 両者とも「イオン飲料」=水+糖分+塩分+ミネラル
- 体液に近い浸透圧で、吸収効率を高めている
- 見た目や味は似ていても、実は役割が異なる
POINT
水分補給は“成分の補給”でもある。目的次第で「どちらを飲むべきか」が変わる!
【第2章】ポカリは“脱水ケアのエキスパート”
大塚製薬の「ポカリスエット」は、
開発当初から医療現場での輸液代替を意識した飲料。
- ナトリウムや炭水化物(糖分)が多め
- 浸透圧が高く、吸収速度に優れる
- 風邪や発熱、下痢など“体液が失われる”症状向き
食事が取れないときの“点滴代わり”としても評価されている。

ブクブー
「病院の売店にあるのは、だいたいポカリだブー!」
【第3章】アクエリは“疲労回復の相棒”
コカ・コーラ社の「アクエリアス」は、
スポーツ後のリカバリードリンクとして設計された側面が強い。
- クエン酸やアミノ酸など、疲労対策成分が豊富
- ナトリウムはやや控えめで、飲み口はスッキリ
- 夏バテ・熱中症予防・運動後の疲労回復向き
運動部の部室やジムでよく見かけるのはこっち。
POINT
「失った体液を補う」ポカリ vs 「疲れた身体を回復させる」アクエリ──用途で選び分けを!
【第4章】“なんとなく買ってた”を卒業しよう
棚に並んでいる姿や、似たようなブルーのパッケージ──
ポカリとアクエリは見た目の印象こそそっくりだが、
「今の自分の状態」に合わせて選ぶと、体が喜ぶ結果がついてくる。
- 発熱・食欲不振 → ポカリ
- 夏バテ・運動後 → アクエリ
- 両方ないなら水か麦茶でもOK!(笑)

ブクブー
「どっちも切らしてたら?…とりあえずOS-1行っとくブー!」
【まとめ】
- ポカリ=体液に近い、医療寄り設計 → 脱水・風邪時に最適
- アクエリ=アミノ酸&クエン酸でリカバリー重視 → 運動・夏バテ時に効果的
- 成分の違いを知れば、使い分けの意味が見えてくる
- 選ぶべきは“味の好み”ではなく、“今の身体”!
この夏、あなたが手に取るのは、どっちだ?
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