坂下千里子×ぽかぽか×ハライチの不思議な関係──代打なのに違和感ゼロな“空気感”の正体

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「オファーいただいたのよ!」
と、ややムッとしつつ登場したのは、タレントの坂下千里子さん。
2025年7月9日放送のフジテレビ「ぽかぽか」で、水曜レギュラーの辻希美さんの代打として登場すると、
MCのハライチから軽いツッコミ──「どうしたんですか?」に、彼女は思わずこう返した。

けれど、視聴者の多くはすでに気づいていたはずだ。
「なんか…この感じ、馴染みあるぞ?」

坂下千里子さんの“レギュラー感”は、決して錯覚ではない。
その背景には、ハライチ・岩井勇気との深い関係性があった。


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■ “代打なのにレギュラー感”が出るワケ

「ぽかぽか」はMCにハライチ(岩井勇気・澤部佑)と神田愛花を迎えた昼のバラエティ。
この日、辻希美さんが妊娠中のため水曜出演を休演。そこへ代打で現れた坂下さんに、岩井が投げかけたのは「今日はどうしたんですか?」という一言。

これに対して坂下さんが言い放った「オファーいただいたのよ!」というセリフは、一見“逆ギレ芸”にも見えた。
だが、これは単なるツッコミ返しにとどまらない。

彼女の存在自体が、もはやこの番組の空気と一体化していたからこそ、違和感のない「登場」になってしまったのだ。


■ “芸能界の母”坂下千里子と岩井勇気──その絆とは?

坂下さんとハライチ・岩井さんの関係性は、実はかなり根深い。
TBSラジオ『ハライチのターン!』では、毎年恒例の坂下千里子生誕祭スペシャルが放送されるほどの仲。
この文化は2019年から続いており、坂下さんの誕生日(4月19日)を前後してお祝いする恒例行事となっている。

ラジオの中で、岩井さんは坂下さんを命の恩人とすら呼ぶ。
芸能界で腐り芸人としてブレイクする前の岩井に対し、坂下さんはこう言ってくれていたという。

「岩井くんがたまにいう毒舌とか、腐った一言? あれ、めちゃめちゃ良いよ」
「澤部じゃないの!あなたがいるから素晴らしいんです、ハライチは!」

この言葉が、岩井の心にどれだけの灯をともしたか。
坂下千里子は、岩井勇気の“芸人としての芽”を、誰よりも早く見抜いた存在なのだ。


■ 番組に“血縁感”がにじむ瞬間

こうして考えると、「ぽかぽか」に坂下千里子が現れた瞬間に、
スタジオ内に「あっ、親戚のおばちゃんが来た」的な空気が流れてもおかしくはない。

代打にも関わらず、その存在が妙にしっくりくる。
澤部のツッコミすらも“茶番劇”に見えるのは、もはや親しさゆえのテンプレート演出といってよいだろう。

「ずいぶんとレギュラー面して現れるから」
「おなじみの顔できちゃった、ゴメン、ゴメン」

このやりとりすら、視聴者にとっては“いつものノリ”。

彼女が加わると、番組そのものが“家庭の団らん”のような雰囲気になる。ゲストというより、もはや“身内”の立ち位置なのだ。


■ 結論:母なる千里子は“代打”でなく“柱”

代打として出演したはずの坂下千里子さんが、
まるでレギュラーのように自然に番組に溶け込んだ理由──

それは、彼女がハライチにとって“母なる存在”であり、
とりわけ岩井勇気にとっては、芸人としての道を肯定してくれた「最初の理解者」だったからだ。

「ぽかぽか」は生放送の温かさを大切にする番組。
そこに千里子さんの空気感が加われば、代打どころか“居て当たり前”の存在になってしまうのも、自然なことだった。

ブクブー
ブクブー

「“代打の母”なんて、新ジャンルだブー!
でもそれだけ、ハライチと千里子さんの絆がホンモノってことだブー!」

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