ついに登場した「Nintendo Switch2」。だが、最初に手にしたユーザーたちの声は、意外なほど“重たかった”。
爆熱、爆音、爆重、そして爆速で減るバッテリー──
ネットには、そんな「4つの爆弾」に悩まされる“入手組”たちの本音が次々と書き込まれている。
「ファンがうるさすぎてゲームに集中できない」
「30分でバッテリー60%減った」
「携帯機なのに片手で持ってられない」
処理性能の進化は確かにある。
だが、その進化の裏で“Switchらしさ”は置き去りにされてはいないか?
NEWS OFFは今回、Switch2を手にした入手組のリアルな声をもとに、
その“見えてきた弱点”を冷静に分析していく。

「楽しみにしてたのに、これって“持ち運べるWiiU”なんじゃ…?だブー」
【第1章】「熱い・うるさい・重たい・もたない」4拍子が揃った携帯機?
2025年6月5日、満を持して登場した任天堂の次世代機「Switch2」──
だが、初期ユーザーの声を見渡すと、ある共通したキーワードが浮かび上がる。
「爆熱・爆音・爆デカ・爆速バッテリー消費」──通称“4爆”だ。
SNSや掲示板には、入手したばかりのユーザーたちから次々と飛び出す本音レビュー。
「30分でバッテリーが85%→25%に…」
「ファンの音がまるでゲーミングノートPC」
「本体534g…これを“携帯”と言えるのか?」
「据え置きでやれって…じゃあ何のためのSwitchなのか」
かつて「据え置き機なのに持ち運べる」を売りにしてきたSwitchシリーズ。
しかし今回、スペック強化と引き換えに“携帯性”を大きく損なったと感じるユーザーが続出している。

「これじゃ“持ち運べるWiiU”だブー…」
【第2章】「性能はすごい」が“遊びやすさ”を置き去りにした?
スペックの進化は事実だ。
- PS4を超える処理性能
- フルHD級の美麗ディスプレイ
- 描画処理も向上し、ソフトの開発自由度が拡大
だが、それと引き換えに失ったものも多い。
「携帯モードだと本体が異常に熱くなり、手汗で滑る」
「重くて10分持ってると手が疲れる。テーブルモード推奨」
「高性能化した代償として“Switchらしさ”が消えた」
つまり、ユーザーたちが求めていたのは“数字上の性能”ではなく、“体感としての快適さ”だったのだ。
スペックは上がった。でも“遊び心”はどこへ?
“Switchである意味”が薄れたと感じる声は、思いのほか多い。

「Switchって“気軽にどこでも”ってのがウリだったのに…ガチゲーマー向けになったブーね」
【第3章】「ゲームは1日1時間」が最適解?
──ユーザーたちの“逆転の適応力”
ある投稿では、こんな皮肉が飛び出した。
「1日1時間までってことにすれば、バッテリーも熱暴走も気にならない」
これに反応した別のユーザーが「任天堂の“配慮”だったのか」と冗談交じりに語る──
だが、こうした声こそ、任天堂ユーザーたちの“逆境への順応”力の高さを象徴している。
「1時間で満足できる設計だったと考えよう」
「クーラーの真下で遊ぶ想定なんだよ」
「30分プレイ、15分休憩で健康的」
一見すると不満だが、どこか“面白がって乗っていく姿勢”もまた、Switchユーザー特有のノリ。
それだけ、任天堂というブランドへの愛と信頼があるということでもある。

「不満もジョークで返す、任天堂ファンは心が広いブー…」
【第4章】Switch2が辿る“WiiU化”の悪夢──繰り返されるパターンとは?
ここで思い出されるのが、2012年に発売された「WiiU」だ。
- 中途半端な携帯性
- 据え置き機なのに「Wii」の延長感
- ソフト不足・重さ・不明瞭な方向性
当時、WiiUはハードとしての魅力とユーザーの期待が噛み合わず、販売が伸び悩んだ。
そして、今のSwitch2にも似た空気が流れ始めている。
「これ、もうWiiUじゃん」
「“Switchの後継機”という名前に甘えすぎてないか?」
「Switchらしさが消えて、別物になってる」
Switchは“任天堂らしさ”と“ユーザーの遊びやすさ”が一致したからこそ成功した。
その原点を失えば、WiiUのように「機能はすごいけど…」で終わるリスクは高い。

「Switchって、スペックじゃなく“ワクワク感”で勝ってきたハードだブー…」
【第5章】“買い控え”は正解か?
──Switch2は“改善される前提”で語られている
現時点でのSwitch2をめぐる評判は、おおむね“期待を上回る不満”という印象だ。
だがユーザーたちは、なぜこれほど批判しながらも「今は様子見」と言い続けているのか?
答えは簡単だ。
「Switchは後から改善された。Switch2もそうだろう」
「有機ELモデルみたいに、2型・3型で軽量化・静音化されるに違いない」
「任天堂は“初期ロットは試験台”くらいに考えてる節がある」
ここにあるのは、“任天堂が最終的にはなんとかしてくれる”という信仰と慣れだ。
- Switch1も発売当初はジョイコン不具合などの問題があった
- 有機ELモデルの登場で「買い直し文化」が根づいた
- “初期ロットは手を出さず、次世代改良版を待つ”は半ば常識
そして今回も、ユーザーの間ではこのような言葉が飛び交っている。
「今は時期が悪い」
「スイッチ3まで待て」
「買えなかったワイ、大勝利」

「“買えなかった人こそ勝者”っていう発想が、Switch2の“未完成感”を物語ってるブーね…」
【まとめ】Switch2は“未完成品”か?
──完成形を目指してアップデートは続く
Switch2は、処理性能やディスプレイなど、ハードとしての進化は確かにあった。
だがその一方で、携帯性・静音性・バッテリーといった“体験のコア”部分は、まだ研ぎ澄まされていない。
そう──
私たちがいま手にしているのは、完成形ではなく“未完成品”なのかもしれない。
そして、それらを踏まえた上で、ユーザーたちは「次に期待」を掲げている。
つまり、現在のSwitch2は「未完成品」であり、今後の完成品への布石なのだ。

「未完成ってことは、“まだ伸びしろがある”ってことだブー!」
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