2025年11月22日。日本中のファンが、固唾をのんで見守っていた、その「瞬間」が、ついに訪れた。STARTO ENTERTAINMENTが、来春での活動終了を発表している国民的グループ・嵐の、最後のコンサートツアーの日程を、公式に発表したのだ。
ファンクラブサイトで公開された動画の中で、5人は、いつもと変わらぬ穏やかな表情で、しかし、決意を込めて、そのツアータイトルと、全国5大ドームを巡る、壮大な旅路の始まりと終わりを、自らの言葉で告げた。
四半世紀にわたり、日本のエンターテインメントシーンの頂点を走り続けてきた、嵐。その最後となるステージの発表は、ファンの間に、喜びと寂しさが入り混じった、大きな感動を呼び起こした。
しかし、その感動の裏側で、彼らの「最後」を目撃するための、二つの熾烈な“争奪戦”が、既に静かに、そして激しく始まっていたのである。
第一章:『We are ARASHI』──最後のツアー、その全貌
発表されたラストツアーの概要は、以下の通りである。

- ツアータイトル:
- 『ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI』
- 動画内で、リーダーの大野智がその名を発表した。
- 公演日程:
- 2026年3月13日の北海道・札幌ドームを皮切りに、東京、愛知、福岡、大阪の全国5大ドームを巡り、5月31日の東京ドームでその活動の幕を閉じる、全15公演。
| 公演日程 | 会場 |
|---|---|
| 2026年3月13日~15日 | 北海道・大和ハウスプレミストドーム |
| 4月1日、2日 | 東京ドーム |
| 4月6日~8日 | 愛知・バンテリンドーム ナゴヤ |
| 4月24日~26日 | 福岡・みずほPayPayドーム福岡 |
| 5月15日~17日 | 大阪・京セラドーム大阪 |
| 5月31日 | 東京ドーム(最終公演) |
- 生配信の計画:
- 櫻井翔は、「コンサートに参加できなかった多くの皆さまにも楽しんでいただけるよう、生配信の準備も進めております」と明言。会場に足を運べないファンにも、最後の瞬間を共有する機会が、設けられる見込みだ。
- ファンへのメッセージ:
- 最後に、松本潤が、「活動が終了するその瞬間まで、一緒に走り続けていただけたらうれしいです」と、ファンへの想いを語り、5人全員で「嵐でした」と動画を締めくくった。
第二章:嵐の“本気”──転売ヤーを許さない、「顔認証システム」の導入
今回のツアー発表において、ファンから最も称賛の声が上がったのが、その徹底した「転売対策」への強い意志だった。

- 厳格な申し込み条件:
- ファンクラブサイトのアナウンスによれば、今回のツアーの申し込みは、代表者、同行者ともに、2025年6月2日以前に入会した、旧来からのファンクラブ会員に限定される。
- 「顔認証システム」の導入:
- さらに、入場時には、「顔認証システム」による、厳格な本人確認を実施することが明記された。これにより、チケットの不正な高額転売や、譲渡は、物理的に極めて困難になる。
- ファンからの絶賛の声:
- この、運営側の「本気」の姿勢に対し、SNS上では、ファンから、
- 「嵐顔認証システム導入対策本気すぎるさすが…」
- 「転売対策しっかりしてくれてありがとうございます」
- 「本気で転売阻止しようとしてくれててその想いに胸がいっぱいになります」
- 「絶対転売許さないで嵐を大事にしているファン全員が当選しますように」
といった感謝と称賛の声が相次いで上がった。
- この、運営側の「本気」の姿勢に対し、SNS上では、ファンから、

「すごいんだブー!本当に嵐を好きなファンだけが、ちゃんと行けるように、ここまで本気で考えてくれてるんだブーね!これぞ、嵐なんだブー!ありがとうなんだブー!」
嵐が示した、転売ヤーとの“最終決戦”
- 申込者の限定: 2025年6月2日以前に入会した、旧来からのファンクラブ会員のみ。
- 入場の厳格化: 「顔認証システム」を導入し、厳格な本人確認を実施。
第三章:チケット争奪戦の“前哨戦”──札幌で勃発した、ホテル争奪戦
しかし、そのあまりにも待ち望まれていた発表は、チケットの争奪戦が始まる、まさにその前にもう一つの熾烈な“争奪戦”を引き起こしていた。
- ツアー初日、札幌のホテルが、瞬時に蒸発
- ラストツアーの幕開けの地となる、3月13日~15日の、札幌。
- 11月22日の午後6時に、ツアー日程が正式に発表されると、ファンは一斉に札幌市内のホテルの予約に殺到した。
- 異常なまでの、価格高騰
- その結果、わずか数時間のうちに市内のほとんどのホテルが満室となり、空室のあるホテルも宿泊料金が異常なまでに高騰。
- ある宿泊予約サイトでは、発表から約2時間後の時点で、予約可能なホテルはわずか9件。最も安い部屋でも2万5000円を超え、さらに、そのほとんどが「キャンセル不可」のプランだったという。
- SNS上では、ファンから、
- 「待ってもう札幌空港券とホテルない」
- 「みなさん札幌ホテルえげつないですよ 出遅れたら値段が釣り上がりすぎてる」
- 「普通のホテルが12万て…どうなってんの」
といった、悲鳴に近い声が数多く投稿された。
- 嵐がもたらす、絶大な経済効果
- この現象は、嵐というグループが、一つの都市の需給バランスを、一夜にして、根底から覆してしまうほどの絶大な経済効果を持つことを、改めて浮き彫りにした。

「ひえーっ!まだチケットも当たってないのに、もうホテルがないんだブーか!?しかも、値段が10倍以上になってるなんて…!嵐のパワー、恐るべしなんだブー!」
終章:最後の瞬間まで、“嵐らしく”
嵐の、最後の旅路の発表。
それは、ファンへの深い感謝と、そして、不正を許さない、という彼ららしい誠実な姿勢に満ちていた。
しかし、そのあまりにも大きな存在感は、チケット争奪戦の前に、ホテル争奪戦という、新たな狂騒曲を奏で始めている。
生配信という、救いの手が差し伸べられる中で、果たして、どれだけのファンが彼らと同じ空間で、最後の瞬間を分かち合うことができるのか。
四半世紀の物語の、最終章。
その最初の1ページは、熱狂と、そして少しの混乱の中から幕を開けた。



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