地理

気象

冬季五輪が開催できなくなる?──気候変動が奪う雪、今世紀末には札幌しか残らない衝撃予測

連日、熱戦を繰り広げている2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪。華やかな祭典の裏で、開催地はかつてない危機に直面している。象徴的なデータがある。かつて1956年に冬季五輪が開催されたコルティナダンペッツォの2月の平均気温は、この...
地理

「由布院」と「湯布院」はどっちが正解?──駅名と地名がズレてしまった昭和の合併のドラマ

大分県が誇る全国屈指の人気温泉地、ゆふいん。風情ある街並みと雄大な由布岳を求め、多くの観光客がこの地を訪れる。しかし、リサーチを始めた旅行者はすぐに一つの疑問に直面する。ガイドブックには「湯布院」と書かれているのに、到着するJRの駅名は「由...
海外

「アホウドリのフンでできた国」を知っていますか?──1月31日は、ナウル共和国の“独立記念日”

「アホウドリのフンでできた国がある」もしそう聞かされたら、あなたは信じるだろうか。太平洋の真ん中にぽつりと浮かぶ、世界で3番目に小さな国、ナウル共和国。自転車で島を一周しても30分ほどしかかからないこの小さな島は、実は数百万年という気の遠く...
歴史

もし日本の首都が「大阪」だったなら──明治維新の“幻”に終わった「大阪遷都計画」の真相

日本の首都はどこか。我々現代人は何の疑いもなく「東京」と答えるだろう。そしてその前は「京都」であったことも誰もが知る歴史の常識だ。しかしもしその常識が、ほんの少しの歴史の歯車の違いで全く別のものになっていたとしたら。そして我々が今「大阪」を...
海外

パラオ語になった「変な日本語」の謎──南洋の島で“公用語”としていきづく、もう一つの日本語

「ツカレナオース(ビールを飲む)」「アタマカトリセンコー(頭が混乱する)」。もし貴方が南太平洋の島国・パラオ共和国を訪れ、現地の人々がこんな言葉を話しているのを耳にしたら、一瞬自分の耳を疑うかもしれない。しかしこれは空耳ではない。紛れもない...
海外

タイの首都「バンコク」の正式名称はなぜ168文字もあるのか?──長文に込められた建国宣言

「タイの首都は?」と聞かれれば世界中の誰もが「バンコク(Bangkok)」と答えるだろう。しかし現地のタイ人に「バンコクに行きたい」と伝えても、時にキョトンとした顔をされることがある。なぜなら彼らは自分たちの首都をそうは呼ばないからだ。彼ら...
鉄道

【僻地】新幹線「新◯◯駅」に隠された“スピード”と“土地”をめぐる技術者たちの苦闘の歴史

新横浜、新大阪、新神戸、新青森……。日本全国に点在する新幹線の「新◯◯駅」。我々は何の気なしにその駅名を受け入れているが、よくよく考えれば不思議なことだ。なぜその街の中心であるはずの「◯◯駅」に新幹線は乗り入れていないのだろうか。「新しいか...
歴史

【ベルリンの壁の真実】それは“ドイツを分断”していたわけじゃなく、今も“壁”自体はまだある

「1989年、ベルリンの壁は崩壊し東西ドイツは一つになった」。この歴史的な事実はニュース映像で人々がハンマーを振り下ろす歓喜の姿と共に、我々の記憶に深く刻まれている。あの日をもって壁は跡形もなく消え去った。そう認識している人が大半だろう。し...
歴史

「もう1人の地図の父」長久保赤水の偉業──伊能忠敬より42年早く“経緯線”で日本を描いた男

「江戸時代に、正確な日本地図を作った人は?」この問いに、我々のほとんどが「伊能忠敬」と答えるだろう。50歳を過ぎてから日本全国を自らの足で測量して回った、あの努力の人だ。しかし、事実は少し違う。伊能忠敬がその壮大な測量の旅に出る、実に42年...
地理

なぜブラジルの首都は「飛行機」の形なのか?──天才が描いた未来都市の理想と、60年後の現実

ブラジル中央高原。どこまでも広がる赤茶けた大地と、見渡す限りの地平線。かつて、この場所には名前すらなかった。しかし、地図を広げ、この国のちょうど中心あたりを指でなぞると、そこに、まるで巨大な鳥か、あるいは未来へ向かうジェット機のような形をし...