ネプチューン、くりぃむしちゅー、チュートリアルがMCを務める、日本テレビの看板バラエティ「しゃべくり007」。
2008年から続くこの番組に、“終了説”が浮上したのは、2025年6月初旬のことだった。
発端は、あるネットメディアが報じた記事。
「しゃべくり007終わる? 上田晋也に直撃」
この直撃取材は、なんと上田がゴミ捨て中に行われたという。
記事が出るや否や、ネット上では「本当に終わるのか」「次の番組は?」「上田がやらかした?」と憶測が拡大。
そんな中、本人が番組内で“あの件”に言及したことで、騒動は一旦の区切りを迎える。
◆第1章:「終わりません、終わりません」上田の“公開否定”劇
6月23日放送の「しゃべくり007」には、女優・蒼井優がゲストとして登場。
番組中、ネプチューン・堀内健が唐突に放ったひと言が場の空気を変える。
「そうだ、聞いちゃおう!『しゃべくり』終わっちゃうの?」
この質問に、上田は即座に否定。
「終わりません、終わりません」
だが、その裏で有田哲平がモノマネで「終わるみたいですよ〜」と悪ノリし、原田泰造は「記者がゴミ捨てのときに直撃してた」と補足。
さらに、蒼井優が「オンラインカジノをやられたのかと思った」と言い放ち、
スタジオは爆笑に包まれつつ、上田は苦笑混じりに全面否定した。
◆第2章:なぜ“終了説”はここまで盛り上がったのか
冷静に考えれば、1つのネット記事と、上田のゴミ捨て中の直撃だけで、番組終了が確定するわけがない。
それでも、今回の騒動がここまで話題になった理由は、いくつかの背景が絡んでいる。
- 上田の“フル稼働状態”への心配
→ バラエティ、情報番組、スポーツ実況まで担う多忙ぶり - 番組メンバーの体調問題
→ 名倉潤の不調や、過去の一時休養の影響 - 長寿番組への“終わり待ち”ムード
→ 視聴率やマンネリ論を背景に、終了説が出やすい土壌
つまり、これらの背景要因が重なり、みんなも心のどこかで「そろそろ終わるかも」と思っていたのだ。
◆第3章:“終われ終われ”と“戻ってこい”の矛盾した世論
今回の件でも露呈したが、長寿番組を巡る世論には、二重の矛盾が潜んでいる。
- 「もう飽きた」「つまらない」と叩く声
- 終了が決まると「前の方がよかった」と惜しむ声
特に、「しゃべくり007」のような番組は、視聴者が安定感と刺激の両方を求める難しさがある。
某所のコメント欄でも以下のような指摘が目立つ。
「長寿番組ってピークからさらに伸びるんじゃなく、横ばいだったり緩やかに下がる。それを『視聴率が下降』と煽って潰そうとする」
「自分が見てない=低視聴率、と決めつけるのは横暴。見てる人がいるから続いている」
見なくても“そこにあって当たり前”な安心感こそ、長寿番組には必要なのかもしれない。

「たとえ毎週見てなくても、終わると寂しい…それが“長く続く番組”の魔法だブー!」
◆終章:「しゃべくり007」は続くのか──今後をどう読む?
こうして番組内で触れたということは現時点で、「しゃべくり007」は終了せず、これまで通り放送継続するのが正式な見解だと思われる。
ただ、今後の動向を占うポイントは次の通り。
- 多忙な上田晋也の健康・スケジュールの調整
- メンバー間の役割バランスの再編(名倉潤の復調含む)
- 若手ゲストや新企画の投入で、フレッシュさを維持できるか
- 視聴率ではなく、文化的価値と緩やかな存在感の確保
「しゃべくり007」は、ゲストを迎え“上田がフル回転し、有田・ホリケン・泰造が自由にボケる”という、独自の空気感を大切にする場。
すぐに終わらせる理由は、今のところ見当たらない。

「終わる終わる詐欺は、もうお腹いっぱいだブー!番組の空気感が好きな人がいる限り、しゃべくりの夜は続くブー!」
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