法律

歴史

なぜ日本には「佐藤」と「鈴木」がこんな多い?──藤原氏と熊野信仰が広げた二大名字のルーツ

学校のクラスにも、職場の同じ部署にも、必ずと言っていいほど一人はいる「佐藤」さんと「鈴木」さん。名字検索サイト「名字由来net」の推計によれば、全国の佐藤さんは約179万8000人、鈴木さんは約174万5000人。この二つの名字だけで、日本...
IT

米国で未成年のインスタ等を原則1日2時間に?──メタ巨額和解が問う、“依存させる設計”の責任

「もう寝ようと思ったのに、気づけば1時間もショート動画を見ていた」 「通知が鳴るたびに、無意識にスマホを開いてしまう」現代人なら誰もが経験するこの現象。特に自制心が未発達な子どもたちにとって、SNSの引力に抗うことは至難の業だ。これまでは「...
法律

「絞首刑は残虐か」──裁判員裁判で初めて執行方法が問われた死刑囚に、死刑執行された意味

2026年8月21日、法務省は大阪拘置所に収容されていた高見素直死刑囚(58)の死刑を執行した。事件が起きたのは2009年7月。大阪市此花区のパチンコ店にガソリンをまき、客や従業員5人の命を奪い、10人に重軽傷を負わせた。動機は「生活の行き...
法律

海の家は冬になるとどこへ消える?──毎年建てて壊す砂浜の仮設都市と、厳格な海岸法のルール

夏の海水浴場には、不思議な光景がある。春先まではただの砂浜だった場所に、海開きが近づくと突然、巨大なテントやプレハブ、さらには本格的なウッドデッキを備えたレストランやシャワー施設が立ち並ぶ。電気も水道も通っており、そこはまるで一つの「街(商...
法律

居酒屋の瓶ビールはなぜ栓が抜かれた状態で出てくる?──親切の裏に、酒税法のリスクと境界線

居酒屋やバーで瓶ビールを注文すると、店員は必ずと言っていいほど、その場で「カシュッ」と栓を抜いてテーブルに置いてくれる。あるいは、厨房ですでに栓を抜かれた状態で運ばれてくることがほとんどだ。「冷気が逃げないように、飲む直前に自分で開けたいの...
法律

同意なしで病歴がAIの餌に?──改正“個人情報保護法”が抱える“実名提供”の恐怖と、法案の欠陥

私たちが病院で受ける診察記録や、健康診断の結果。これらは「要配慮個人情報」と呼ばれ、最も厳格に守られるべき究極のプライバシーである。しかし、その絶対的な壁が、国家的な「AI開発競争」の波によって突き崩されようとしている。先日の参院本会議で可...
教養

愛子さまはなぜ天皇になれない?──男系という2000年の伝統と男女平等が激突、皇位継承の苦境

自民党の中曽根弘文・憲法改正実現本部長が講演で語った言葉が、波紋を広げている。「天皇陛下の長女・愛子さまによる皇位継承はあり得ない」「愛子さまが天皇になったら、結婚する人もいない。男子を産まないといけないという、すごいプレッシャーがあるから...
グルメ

あなたが食べているのは本当にアイス?──パッケージ裏が暴く4つの分類とラクトアイスの正体

いよいよ本格的な夏を迎え、コンビニやスーパーのアイス用冷凍庫(ストッカー)の前で足を止める機会が増えてきた。バニラ、チョコレート、抹茶、そしてフルーツ系。色とりどりのパッケージを見つめながら、私たちは無意識に「今日はどのアイスにしようか」と...
教養

なぜ6月は祝日ゼロなのか?──カレンダーに取り残された梅雨の壁と、同じくゼロの12月との差

新しい月を迎え、カレンダーをめくって「今月は休みがない」とため息をつく。6月といえば、「1年で唯一、祝日がない過酷な月」として多くの日本人に認知されている。しかし、年末のカレンダーを注意深く見てほしい。実は現在、「12月」にも国民の祝日は1...
法律

「日の丸を破ったら犯罪」に?──自民党が進める「国旗損壊処罰法案」の全容と、表現の自由

「自分の国の旗を燃やしたり破ったりしたら、当然犯罪になるだろう」そう思っている人は多いかもしれない。しかし、意外なことに現在の日本の法律には、日本の国旗(日の丸)を傷つける行為を直接罰する規定が存在しない。一方で、外国の国旗を侮辱目的で傷つ...