実用

経済

「ナフサショック」で納豆が値上げへ──中東情勢直撃した“パッケージの塊”と冷凍保存の科学

物価高騰が続く中、安価で栄養価が高く、常に家計の味方であり続けてきた「納豆」。しかし、その“最後の砦”とも言える納豆に、今かつてない値上げの波が押し寄せている。2026年6月、納豆大手の「ミツカン(金のつぶ)」と「タカノフーズ(おかめ納豆)...
健康

松尾芭蕉は、なぜ足三里に灸を据えた?──2400km旅を支えた万能のツボと、免疫スイッチの正体

「ツボ押し」や「お灸(きゅう)」。東洋医学におけるこれらの治療法に対し、現代を生きる私たちはどこか「気休め」や「プラシーボ効果(思い込み)」といった非科学的なイメージを抱いていないだろうか。しかし、江戸時代の俳聖・松尾芭蕉がこよなく愛した「...
社会

体重330kgの巨大ヒグマも…なぜ今年の春はクマの出没が激増?──専門家が語る「3つの理由」

ゴールデンウィーク後半戦を迎え、新緑の山々や行楽地へと足を運ぶ人が増える中、日本各地で背筋の凍るようなニュースが相次いでいる。「クマの異常な出没」である。通常、春先の冬眠明けの時期はそこまで活発な動きを見せないはずのクマだが、今年は明らかに...
グルメ

ウナギの血には毒があるって本当?──刺身がない理由と加熱によって絶品に変わるメカニズム

蒲焼き、白焼き、うな重……日本の夏の風物詩として、あるいは贅沢なごちそうとして愛されるウナギ。しかし、鯛やマグロ、ヒラメといった他の高級魚と違い、ウナギを「刺身」で食べる機会は滅多にない。スーパーの鮮魚コーナーにも、ウナギの刺身が並ぶことは...
教養

5月2日は「八十八夜」──“夏も近づく”歌に隠された農家の危機管理と、新茶に宿る“無病息災”

「夏も近づく八十八夜〜」日本人なら誰もが一度は口ずさんだことのある茶摘みの童謡。2026年5月2日は、まさにその歌に歌われている「八十八夜」にあたる日だ(※今年の立春である2月4日から数えて88日目)。現代の私たちはこれを「お茶が美味しくな...
地理

沖縄の道路は雨で滑るって本当?──路面を白く染める“サンゴ礁”と南国に潜むインフラの苦境

透き通るような青い海を横目に、レンタカーで海岸線を走り抜ける。沖縄旅行における最高のエンターテインメントの一つだが、現地の人々や観光客の間で、以前からまことしやかに語り継がれている不気味な噂がある。「雨が降ると、沖縄の道路は異常に滑りやすく...
健康

眠れない時なぜ羊の数を数える?──“Sleep”と“Sheep”の勘違いと脳を覚醒さすNG入眠法の罠

夜、布団の中でなかなか寝付けない時、誰もが一度は試したことがあるだろう。「羊が1匹、羊が2匹、羊が3匹……」暗闇の中でひたすら羊が柵を飛び越える姿を想像し、数を数え続けるこの行為。世界中で知られる「入眠のためのおまじない」である。しかし、こ...
実用

なぜスマホよりモバイルバッテリーばかり危険視されるのか?──剥き出しの電池と市場の闇

2026年4月、日本の航空業界において一つの大きな規制がスタートした。航空機内におけるモバイルバッテリーの「使用(充放電)の全面禁止」である。カバンの中や座席上の収納棚で突如として発火・発煙する事故が世界中で相次いだことを受けた、極めて重い...
科学

ハチに刺されて「おしっこ」はなぜNG?──勘違いが生んだ昭和の“トンデモ民間療法”の正体

春から秋にかけて、アウトドアや日常のふとした瞬間に遭遇する「ハチの脅威」。万が一ハチに刺されたとき、昭和の時代からまことしやかに語り継がれてきた有名な民間療法がある。「おしっこ(尿)をかければ治る」というものだ。しかし現代の医学において、こ...
哲学

板東英二は30年早すぎたタイパの鬼?──新幹線で「ゆでたまご9個平らげた男」の究極の合理性

かつて、日本のテレビ界で「ゆでたまご」といえば、元プロ野球選手でタレントの板東英二氏の代名詞であった。「新幹線に乗るたびにゆでたまごを大量に買い込み、移動中に9個も食べる」「楽屋でも常にゆでたまごを持ち歩いている」昭和の終わりから平成にかけ...