雑学

海外

ブルガリアでは「はい」は横で、「いいえ」は縦?──首振りが逆転したオスマン帝国時代の抵抗

海外旅行先で言葉が通じない時、私たちは無意識にジェスチャーに頼る。「YES」なら笑顔で首を縦に振り、「NO」なら首を横に振る。このサインは世界共通の言語であり、どこでも通じるはずだと思い込んでいる人は多いだろう。しかし、東ヨーロッパに位置す...
生物

なぜ虫は死ぬと「あお向け」か?──足の筋肉と重力が織りなす“究極のリラックス状態”の科学

夏の終わり、公園の片隅やベランダで、セミやクワガタの死骸を見かけることがある。そのとき、彼らのほとんどが「あお向け(お腹を上に向けた状態)」になっていることに気づいているだろうか。うつ伏せのまま息絶えている昆虫は驚くほど少ない。「なぜ、わざ...
教養

「ジューンブライド」はなぜ人気?──古代ローマ神話と日本のブライダル業界による逆転戦略

6月。日本においては鬱陶しい「梅雨」の季節であるが、この時期になると多くのホテルや結婚式場で「ジューンブライド」の文字が躍る。「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」誰もが一度は耳にしたことがあるこのロマンチックなジンクスは、日本の気候を考えれ...
教養

6月1日は「チューインガムの日」──平安時代の“歯固め”がルーツ?&チョコでガムが消える科学

6月1日は「チューインガムの日」である。ガムを噛んでいる時、ふとチョコレートを一緒に口に入れた途端、あんなに弾力があったガムが跡形もなくドロドロに溶けて消えてしまった……という経験はないだろうか。子どもの頃に誰もが驚いたこの現象は、魔法でも...
雑学

うんこの臭いが「高級香水」に?──悪臭成分“スカトール”の魔法と、香りの世界の究極ギャップ

香水の華やかで甘い香り。すれ違った時にフワリと香るジャスミンやユリの花の匂い。私たちが「いい香り」と感じるその高級なアロマの中に、実は「うんこ(糞便)の臭いと同じ成分」が隠されていると言われたら、あなたは信じるだろうか。都市伝説のようにも聞...
グルメ

​「ケチャップ」は元々“魚”でできていた?──アジアの魚醤がトマトと出会うまでの大航海時代

​フライドポテトやオムライスに欠かせない、真っ赤な「トマトケチャップ」。​しかし、この世界中で愛されているソースのルーツが、実は「トマト」でも「西洋の調味料」でもないという驚きの事実をご存知だろうか。​結論から言えば、ケチャップの正体は、1...
生物

なぜダンゴムシはコンクリートに群がる?──殻作りの秘密と重金属を無害化する驚異のパワー

公園の片隅や家の壁際、コンクリートブロックの下で、ダンゴムシがじっと群がっているのを見たことはないだろうか。「日陰で休んでいるのかな?」と思うかもしれないが、実は彼ら、まさに今「コンクリートを食べている最中」なのだ。つつくと丸くなる愛らしい...
動物

​街のハトは「野生動物」ではない?──人間への“壮大な復讐”を果たした元·エリート家畜の真実

​公園のベンチや駅前で、人間を恐れることなく堂々と足元を歩き回るハト(ドバト)。​カラスやスズメと同じ「図々しい野生の鳥」だと思われがちだが、実は彼らは元々日本にいた鳥ではない。​結論から言えば、彼らの正体は、大昔に人間が通信網や食料として...
スポーツ

​なぜテニスボールの表面は“あのモコモコ”なの?──空気抵抗を制する者が勝つ、物理法則の歴史

​テニスの試合を観戦していると、必ず目に飛び込んでくるのがあの「モコモコ」したボールだ。​しかし、このフェルト地は単なる飾りではない。実は、もしこの毛羽立ちがなかったら、ボールは空気抵抗をまともに受けてしまい、プロの選手たちが打つ豪速球は、...
グルメ

「なめろう」の語源は“お皿”に?──激しく揺れる船上が生み出した、醤油を使わぬ究極の漁師飯

居酒屋のメニューで見かけると、つい日本酒と一緒に頼みたくなる「なめろう」。アジやイワシなどの青魚を、ネギやショウガ、シソといったたっぷりの薬味と一緒に、まな板の上で包丁で細かく叩き合わせた料理である。魚をそのまま刺身として食べるのではなく、...