芸術

チュッパチャプスのロゴを描いたのはダリ?──世界的画家が菓子に残した、意外な“大衆的名作”

ぐにゃりと溶けた時計が並ぶ『記憶の固執』や、燃えるような脚を持つ象。 スペイン出身のサルバドール・ダリは、現実と夢の境界を壊すような作品で知られる、20世紀を代表するシュルレアリスムの巨匠である。彼の作品は世界中の美術館に収蔵され、オークシ...
音楽

松浦亜弥のようなソロアイドルはなぜ消えた?──あややが示した孤高の完成度と、グループ戦略

2000年代初頭の日本の音楽シーンにおいて、彼女は間違いなく「アイドルの象徴」であった。『♡桃色片想い♡』『Yeah! めっちゃホリディ』。強烈なインパクトを持つ楽曲のイントロが鳴り響き、照明が一人の少女を照らし出す。歌うのも一人。踊るのも...
健康

サンド伊達みきお、脳梗塞で活動休止──「頭も体も元気」でも入院とリハビリが必要な理由は?

2026年8月28日、お笑い界を牽引するトップランナー「サンドウィッチマン」の伊達みきお(51)が、脳梗塞のため当面の間、活動を休止し入院治療とリハビリに専念することが所属事務所から発表された。テレビやラジオでレギュラー番組を10本以上抱え...
グルメ

ゴーヤーは、なぜあんなに苦い?──毒の警報を人類が“うまい”へ、味覚と進化の“サバイバル史”

夏の食卓を彩るゴーヤーチャンプルー。沖縄料理の代表格として全国に定着したゴーヤー(ツルレイシ)だが、初めて口にした誰もが、その容赦のない苦味に驚愕した経験があるはずだ。人間にとって、甘みは「エネルギー(糖)」、旨味は「タンパク質」を意味し、...
科学

“かぶっただけ”でなぜ心臓が止まる?──北大死亡事故が突きつけた、猛毒·フッ化水素酸の正体

2026年8月27日朝、北海道大学理学部の建物内で、男子大学院生が薬品をかぶり死亡するという痛ましい事故が発生した。救助にあたった学生2人も軽傷を負った。 大学側の発表や報道によれば、原因となった薬品は「フッ化水素酸」である。一般的に「酸を...
健康

インフルエンザは冬の病気じゃない?──東京都が夏の8月に流行期入り、今すぐ始めたい予防策

2026年8月27日。東京では連日厳しい猛暑が続き、道行く人は半袖で汗を拭っている。 そんな真夏に、東京都から驚くべき発表があった。「都内がインフルエンザの流行期に入った」というのだ。「インフルエンザといえば、乾燥した冬に流行る病気では?」...
芸術

水玉は“かわいい”ではなく恐怖への反撃?──97歳で逝った草間彌生が描き続けた“無限”の正体

2026年8月14日、日本の現代アートを世界的な高みへと引き上げた前衛芸術家、草間彌生さんが東京都内の病院で亡くなった。97歳だった。黄色いかぼちゃ、無数の水玉、鏡張りの小部屋。彼女の作品は、一見すると極めてポップで親しみやすく、ファッショ...
教養

なぜ兄弟都市ではなく姉妹都市?──英語の“Sister”に込められた真の意味と、世界で異なる呼び方

横浜市とサンディエゴ市、京都市とパリ市、大阪市とミラノ市。文化や教育、産業などの交流を目的として、特別な関係を結んだ二つの都市を日本では「姉妹都市」と呼ぶ。誰もが聞き慣れた言葉だが、冷静に考えると少し奇妙ではないだろうか。なぜ「兄弟都市」で...
哲学

キティちゃんは、なぜ仕事を選ばない?──実は“選ばない”のでなく“誰とでも仲良くなれる”才能

観光地に行けば、名産のリンゴをかぶり、温泉に浸かり、武将の兜を被る。コンビニに行けばお菓子のパッケージになり、時には「ガンダム」や「エヴァンゲリオン」といったハードなアニメ作品、プロレスラー、さらには老舗の伝統工芸品とまで合体している。その...
動物

なぜオーストラリアは有袋類だらけ?──カンガルー、コアラを生んだ4000万年と孤立した大陸

カンガルー、コアラ、ワラビー、ウォンバット、タスマニアデビル。これら「オーストラリアらしい動物」に共通しているのは、未熟な状態で子どもを産み、母乳で育てるための「袋(またはそれに準ずる器官)」を持つ「有袋類」であるという点だ。Austral...