テレビ

不祥事起こした芸能人、なぜ〇〇メンバー?──容疑者でも“さん”でもない、忖度と報道のジレンマ

芸能人の不祥事が報じられる際、テレビやニュース記事で突如として使われ始める奇妙な呼称がある。「〇〇メンバー」や「〇〇司会者」といった表現だ。普段のニュースで「〇〇メンバーが新曲を出しました」などと言うことは絶対にない。それまで「〇〇さん」と...
教養

スーパーとウルトラはどちらが上?──“凄そうな言葉”のインフレと、公式ランキングがない理由

スーパー、ウルトラ、ハイパー、ミラクル、デラックス、アルティメット、パーフェクト──。ゲームの必殺技や商品のネーミング、テレビ番組のタイトルなどにおいて、これらの言葉は「普通ではない凄さ」をアピールするための装飾語として多用されている。「ス...
歴史

最初に酒を飲んだ人は誰?──腐った果実が“神の液体”になるまでと人類が酒にみた、見えない力

もしあなたが「アルコール」という概念が存在しない時代に生きていたとしたら、お酒を飲んで顔を真っ赤にし、千鳥足で歩き、泣いたり笑ったりしている人を見て、どう思うだろうか。水でも果汁でもない、少し刺激的な匂いのする液体。それを口にした者は、まる...
経済

『green cola』は『NOPE』のアンチテーゼ?──真逆の炭酸が同時に売れる、ギルティ消費の構造

2026年、コンビニやスーパーの炭酸飲料売り場に、あまりにも対照的なメッセージを掲げる二つの新商品が並んだ。一方は、アサヒ飲料が日本に導入したギリシャ発のブランド『green cola(グリーンコーラ)』。パッケージは鮮烈な緑色に包まれ、「...
オカルト

お盆を過ぎたら海に入るな、は本当?──クラゲと“霊の怪談”に隠された、晩夏の海の恐るべき真実

「お盆を過ぎたら、海に入ってはいけない。霊に足を引かれるから──」まだまだ厳しい残暑が続く8月中旬。夏休みも残っているというのに、昔から日本の家庭や海辺の地域では、このような不気味な言い伝えが語り継がれてきた。もちろん、お盆を過ぎた瞬間に海...
科学

なぜ旅客機は高度1万メートルを飛ぶ?──宇宙へ逃げない理由と空気が織りなす、究極の黄金地帯

「当機は、まもなく巡航高度に到達いたします」飛行機に乗っていると、離陸から十数分後に決まってこの機内アナウンスが流れる。窓の外には見渡す限りの青空が広がり、地上の風景ははるか下方に霞んでいる。現代のジェット旅客機が巡航する高度は、およそ9,...
お店

同じ商品なのに、なぜ高いデパートで買う?──ネット時代に百貨店が売っている「商品」の正体

スマートフォンを開き、欲しい商品名を入力すれば、数秒で全国の「最安値」が一覧で表示される。数回のタップで購入は完了し、早ければその日のうちに玄関まで商品が届く。これが現代の買い物のスタンダードである。そんな究極に便利で価格競争が激しい時代に...
歴史

時代劇は明るすぎる?──行灯ひとつで“闇”と同居した江戸の夜と、“化け猫”を生んだ魚油の真実

時代劇を見ていると、長屋の狭い部屋から立派な武家屋敷まで、夜のシーンであっても登場人物の顔や着物の柄、さらには部屋の奥の襖絵までくっきりと見えている。画面の中に光源として存在しているのは、小さな行灯(あんどん)や数本のロウソクだけだ。電気が...
生活

なぜ車より小さなバイクがあんなにうるさいの?──爆音マフラーのメカニズムと、“本人の快感”

夜、自宅でテレビを見ていると、遠くから重低音が近づいてくる。「ブォォォン」というその音が家の前を通過する数秒間、テレビの音声は完全に消え去り、家族との会話も中断される。窓の外を走っているのは、自動車よりもはるかに小さな一台のバイクだ。なぜ、...
経済

100円ショップは、なぜいきなり値段が倍に?──100円呪縛が招く価格上昇と、消えゆく純粋百均

100円ショップの店頭で、ある日突然、見慣れた商品に「220円(税込)」の値札が貼られていた。あるいは、いつも買っていた8本入りの乾電池が、しれっと4本入りに減っていた。「物価高だから仕方ない」と頭では理解しても、消費者の心には強烈な違和感...
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